組電池(モジュール)のニッケルタブ溶接
製品カテゴリ | 薄板溶接・微細溶接 |
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業界 | 次世代エネルギー |
材質 | ニッケル 単三電池 |
板厚 | t0.1mm |
サイズ・精度 |
組電池(モジュール)のニッケルタブ溶接の特徴
組電池(モジュール)または、電池パック、バッテリーパックと呼ばれるこの製品は、電池とニッケルタブを接合して製作されます。通常はスポット溶接で接合することが多いのですが、弊社ではお客様の「強度アップ・通電性の向上」のご要望にお応えしてファイバーレーザー溶接にてニッケルタブを溶接しています。条件設定としては出力をそれなりに高く設定する必要がありますが、マイナス極を焦がさないようにする必要があるため、薄板溶接のノウハウが必要となります。
この方法であれば、ニッケルタブの表面を凹ませることなく溶接ができ、タブが平面以外の構造であっても問題ございません。さらに既に何かに組み込まれた状態でも追加工することが可能です。製作対応数量は1~中量産まで対応可能です。
製作の様子はこちらをご覧ください。
また、弊社では微細な場所でもスポット溶接のように接合できる「貫通溶接」も加工可能です。
何点溶接させるかで、電流・電圧を制御することができます。
様々な加工方法とご提案で、お客様の理想の製品製作に寄与いたしますので、組電池や薄板電極の溶接などでお困りの際は精密板金のマツダのご相談ください。お問合せはこちらから