㈱マツダでは、同規模の精密板金・製缶板金加工を行う企業では類を見ない、9台ものCADを保有することで、お客様から頂いた図面をすぐさまCADに落とし込み、生産開始できる超短納期体制を整えています。さらにCAD台数だけではなく超多能工エンジニア（CADが扱え、かつ抜き・曲げ・溶接・組立などの全ての板金作業が完結できる人材）も6名擁していますので、普通の板金加工業ではありえないスピード生産対応が可能です。なお、こうしたCAD体制は超短納期応の他、リバースエンジニアリングやVE提案といった場面でも活かされています。

㈱マツダでは、ブラケットなどの小物の精密板金から長尺物まで、様々は曲げ加工に柔軟に対応できるよう、NCベンダーを5台保有しています。通常の曲げ加工はもちろん、特殊な曲げ加工が必要な場合は金型を内作して対応しています。

YAGレーザー溶接機は、一般的なTIG溶接よりも熱による歪みの発生が小さいので、厚さ1mm以下の薄板板金に最適な溶接方法です。㈱マツダが保有するYAGレーザー溶接機は、一般的なロボットと組み合わせて使用される量産対応用ではなく、小ロット・単品加工に特化したハンドトーチタイプです。このハンドトーチタイプのYAGレーザー溶接機をフル活用することで、当社は複雑かつ小さな薄板板金でも対応できることが強みです。