この薄肉パイプ溶接は、φ6.55mmのパイプとノズル口を繋いだものです。溶接箇所の両端に凸部が存在しており、その間の非常に狭い箇所で溶接を施し仕上げたものです。もともとはパイプの先には異なる部品がついておりましたが、パイプのねじ部分とノズル部分の製品規格が異なることから、溶接を施すことで1つの製品といたしました。

噴出しノズルなので気密性が求められますが、φ0.2mmの溶接棒で３重の全周肉盛り溶接を施すことで、こうしたご要求にも応えています。薄板溶接や、微細溶接なら、㈱マツダにお問い合わせください。