マグネシウムパイプ突き合せ溶接
製品カテゴリ | 薄板溶接・微細溶接 |
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業界 | 試作品 |
材質 | マグネシウム |
板厚 | 板厚t0.9mm |
サイズ・精度 | Φ10mm |
マグネシウムパイプ突き合せ溶接の特徴
マグネシウムは切削性、耐くぼみ性に優れ、比強度、比剛性はアルミニウムや鉄、樹脂材料よりも高い性質を持っています。
そのため工業的に使用されている”もっとも軽い金属”として、航空機、自動車、農業機械、工具、精密機械、スポーツ用具、スピーカーの振動板、携帯用機器の筐体、医療機器、宇宙船など幅広い用途で使用されています。
(参考サイト:マグネシウムとは? │ 軽金属のお話 (jilm.or.jp))
しかしながら、溶接加工においてはマグネシウムは熱伝導率が低く、溶接による割れや歪みなど不具合が発生しやすく材料でもあります。
また、融点が650℃に対して酸化膜の融点が2500℃と高音なため入熱管理が難しく溶接が困難と言われていますが、弊社では同じような特性を持つアルミの薄板溶接のノウハウや技術を応用し、ファイバーレーザー溶接でパイプの内側に溶け込みを出さずに溶接することが可能です。
下記の写真からも非常にきれいに接合できていることが、お分かりいただけるのではないでしょうか。
弊社ではファイバーレーザー溶接と独自のノウハウを用いて特殊材・レアメタルの溶接にも対応可能です。
製作対応数量は1~中量産まで対応ですので、試作・開発でお困りの際はぜひご相談ください。
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