液体加熱式ステンレス温調器部品
製品カテゴリ | 精密・製缶板金 |
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業界 | 製造業 |
材質 | SUS304 |
板厚 | 板厚t1.5mm、板厚t3.0mm |
サイズ・精度 | 776×55 |
液体加熱式ステンレス温調器部品の特徴
こちらの製品は、2台1セットで使用し、半円部を向き合わせることでできる円筒内を温めるために、製品内部に温めた液体を流して使用します。
こちらの製品のポイントとしましては、下記4点があげられます。
①半円と枠で構成された複雑な形状であること
②溶接箇所が非常に多く、精密板金としては薄板であること
③2台を向き合わせる製品のため、歪みや変形を極力抑える必要があること
④内部に液体が入るため、気密性が確保できること
溶接箇所が多いということは当然熱歪みは起きやすく、加えてステンレスは非常に歪みやすく材料となるため、製作が難しいのですが、薄物板金を得意とするマツダでは、これまで蓄積した薄板溶接ノウハウとYAGレーザー溶接で製作を行い、上記の課題をクリアしました。
円筒の合わせは、下記の写真でお分かりいただけるようにぴったりと合っています。
また、今回の案件につきましては、気密性の確保のために、一部設計変更の提案もさせていただきました。
お客様のご要望や製品用途をお聞きして、最適な製品となるよう1級技能士がお客様対応させていただきます。
複雑な形状の精密板金部品や歪みえ抑えた溶接加工でお困りの方は、ぜひマツダにご相談ください。
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