薄板電極にピン溶接
製品カテゴリ | 薄板溶接・微細溶接 |
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業界 | 半導体関連 |
材質 | SUS304 |
板厚 | t0.1mm |
サイズ・精度 | 全体91mm ピンΦ2mm |
薄板電極にピン溶接の特徴
今回の製品は、板厚0.1㎜とかなり薄い電極に、電極と電線をつなぐためのφ2㎜のピンを溶接しています。(写真上の製品下部)
製作方法として、ピンを電極の上にのせて溶接する方法がありますが、斜め45°の角度からレーザー光を当てる必要があり位置決めが難しく、入熱管理が難しく溶け落ちが発生しやすいため溶接不良につながります。
そこで、弊社からは電極側にピンを差し込めるよう同径の穴を切断時に開けておき、裏側から溶接する方法を提案しました。
株式会社マツダでは、薄板専用レーザー切断機を持っておりますので、板厚t0.01㎜からの切断に対応いたします。そのため、写真の様な細く複雑な形状でも切り出し可能です。さらにその次工程であるピンの溶接も弊社で加工いたしますので、切断→仕上げ→(曲げ※必要とあれば)→溶接まで一貫してお受けすることが可能です。
薄板製品を多く作り続けてきたノウハウがございますので、加工について上記の様な提案も積極的にさせていただいております。困ったときには弊社にご相談ください。
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