この薄板溶接カバーは、薄板の溶接に適しているとされている、2つのレーザー溶接を比較したサンプルです。

写真の右はYAGレーザー溶接で、左はファイバーレーザー溶接によるものです。

同じステンレスSUS304　t0.3mmに溶接を行っていますが、YAGレーザーではいくら出力を絞っても歪みが発生してしまいます（下のフランジ部分が浮いているのがよくお分かりいただけると思います）。

これに対し、ファイバーレーザー溶接を行った薄板溶接カバーはほぼ歪みがありません（ちなみに、フランジ部は裏からも全周溶接を行っています）。

薄板の溶接で歪みで困っている、あるいは歪みを懸念して板厚を下げられないといったお悩みをお持ちなら、微細溶接・薄板溶接の株式会社マツダにお声がけください。