薄板ニオブの蒸着ボート

製品カテゴリ | 薄板溶接・微細溶接 |
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業界 | 表面処理 |
材質 | ニオブ |
板厚 | t0.1mm |
サイズ・精度 | 40mm×15mm×15mm |
薄板ニオブの蒸着ボートの特徴
蒸着ボートは、電気を流しボート自体を加熱することでボートに乗せた材料(金属や酸化物など)を蒸発させて行う表面処理で使用されます。
そのため、高い融点を持っており、熱に強く腐食耐性が高く超電導特性を持った耐食・耐熱性に優れた金属である、ニオブを加工しました。
使用したニオブは2,468℃と非常に高い融点を持っており、また高温になると様々な物質と反応し脆くなるという特徴があります。 そのため溶接が非常に難しく、加工には適正な溶接条件とノウハウが必要となりますが、弊社では板厚0.1mmという薄板でも製作が可能となっております。
溶け落ちによる欠落や不具合が無いことの証明として、水張検査を行いましたが、漏れはありませんでした。
弊社ではファイバーレーザー溶接と独自のノウハウを用いて他の特殊材・レアメタルの溶接にも対応可能です。
製作対応数量は1~中量産まで対応ですので、試作・開発でお困りの際はぜひご相談ください。
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