機械加工ノズルと市販パイプの溶接
製品カテゴリ | 薄板溶接・微細溶接 |
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業界 | 医薬品関連機器 |
材質 | SUS304 |
板厚 | t0.3mm |
サイズ・精度 | 全体66mm、パイプΦ2mm、公差±0.2 |
機械加工ノズルと市販パイプの溶接の特徴
金属加工と言っても、板金・機械加工・焼結・3Dプリンター・鋳造など様々な加工がありますが、それぞれメリットとデメリットがあります。1つの製品を作るにしても、1つの工法に限定せずそれぞれのメリットをいいとこ取りして製作できたら加工の可能性が広がるのではないでしょうか。
弊社では、溶接で加工と加工を繋ぐハイブリット製作をおススメしています。
このノズルは、機械加工で製作された部品に市販品の薄肉パイプを溶接して製作したものです。
機械加工のみで一体で製作することもできますが、パイプが細く長くなるほど難しく時間も掛かりますし、また材料費も大きくなります。
そこで、機械加工で製作した短い部品と市販品のパイプを”溶接で繋ぐ”ことで時間もコストも抑えて製作することができます。
当然、薄肉・小径のパイプへの溶接ですので通常は内側に熱影響が出てしまったり、溶接跡が汚くなってしまいがちですが、ファイバーレーザー溶接と独自の溶接ノウハウで高品質な製品製作を可能としています。
この方法ならば、例えば輸入品の特殊なノズルでも市販品をカスタマイズすることで代用することができますし、上部には機械加工部品、下部は3Dプリンター部品といった、ほしいところにほしい特性の部品を付けることができますので、皆様のモノづくりの可能性を広げられるのではないでしょうか。
溶接加工でお困りのことがございましたら、(株)マツダまでお問い合わせください。
製作の様子をYouTubeで大公開!