【最薄板厚更新!】SUSt0.03の角溶接(L字型突合せ溶接)
製品カテゴリ | 薄板溶接・微細溶接 |
---|---|
業界 | - |
材質 | SUS304 |
板厚 | t0.03mm |
サイズ・精度 | 20mm×12mm |
【最薄板厚更新!】SUSt0.03の角溶接(L字型突合せ溶接)の特徴
これまで弊社では薄板の溶接可能限界値を板厚0.05mmとしていましたが、この度さらに極薄の箔板『板厚0.03mm』まで溶接が可能となりました。
上の画像は、弊社で加工したL字型の角溶接サンプルとなりますが、目視では確認すら難しいビードがL字の角にきれいに並んでいるのがお分かりいただけるかと思います。
ビード幅はφ0.1以下であり、どのようにレーザー光を当てるのか、どのように熱を逃がすのかにノウハウがあります。
こちらの技術は、実際の製品としてはパイプの封止や放熱板の薄板フィンなどでご利用いただいております。
通常ですと、このような箔板の場合は溶接部が溶け落ちて形にならず他の加工方法を探すところですが、この薄さでも画像のような品質レベルで板金加工が箔板にも施せますので、製品製作のコストダウンやスピードアップはもちろん、設計の可能性を広げられると考えております。
弊社では、微細な溶接を可能にする80倍のスコープ付き溶接機や薄板専用ファイバーレーザー加工機など設備面と、レーザー光の当て方・入熱管理・治具設計などこれまで蓄積したノウハウや経験の面の両方をそろえて、通常の板金では想定していない加工範囲にも対応いたします。
お客様のモノづくりを具現化する際に、薄板溶接・微細溶接でお困りでしたら、ぜひ株式会社マツダにお任せください。