この製品は、銅の優れた電導性とハステロイの優れた耐食性を併せ持ち、厳しい環境下でも長期にわたり使用できることを目的として製作されたアース板です。（実際の製品とは多少形状が異なります）

ハステロイは腐食・酸化に強く化学プラントなどで使用される金属ですが、その特性をアース板に持たせたいという依頼から製作に至りましたが、銅は反射率が高いため入熱が難しく、さらにハステロイとは馴染みが悪いため、接合目的以外に何度か馴染ませるための溶接を行っています。その上で歪みを抑え、溶け落ちなく高品質に仕上げるためには、薄板専用の溶接機とノウハウが必要となります。

金属特性を活かした製品製作をお考えの際は、マツダにご相談ください。

このほか、どんな異材溶接に対応できるかはこちらをご覧ください。

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