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設計者にも知っていて欲しい!微細溶接に欠かせないモノって?
今回は、設計者にも知っていて欲しい!微細溶接に欠かせないモノについてご紹介いたします。
それはズバリ!
「製品1つ1つに合わせて製作している専用の溶接冶具」
です。
「微細溶接においてなぜ専用の溶接冶具が欠かせないのか!?」
①:ワークは板厚0.05mmからの極薄板で、更にサイズも非常に小さいものです。
そのため、ちょっとした風や人の息でもワークが動いてしまいます。
②:またそのような極薄板は人の体温でも変質してしまいます。
この2点から、ワークが動かず、また触れなくて済むように固定させる必要があります。
しかし溶接母材も板やパイプなどさまざまな形状のものがあり、すべてが同じとは限りません。そのため微細溶接においては専用の溶接冶具が欠かせないのです。
↑↑↑薄板の製作事例はこちらから!↑↑↑
↑↑↑パイプの製作事例はこちらから!↑↑↑
この専用の溶接冶具を用いて微細溶接を行っていることを、設計段階でも押さえていただけますと、
・超短納期にも対応ができるようになる!
・品質トラブルも未然に防ぐことができる!
というようなメリットも生まれます。
なかなか目立たない溶接冶具ですが、このように微細溶接では欠かせない非常に大きな存在で、設計者の方にも是非知っておいて欲しいものと言えます。
板厚0.05mmから対応可能な株式会社マツダの微細溶接は、これまでできなかった薄物や小さな製品への溶接を実現し、皆様の設計の可能性を大きく拡げることに寄与いたします。
お困りの方はぜひお気軽にお問い合わせください。
弊社の微細溶接の工程を動画で紹介しています。