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ニッケルと電池を溶接し組電池(モジュール)製作【試作事例】

 

【目次】

 
 

ニッケルと電池を溶接した組電池

 

㈱マツダは、これまでの製品製造で培った高い溶接技術を活かし、

アルカリの単電池にニッケル板を溶接することで、

スポット溶接以外の方法でも組電池にすることが出来るようになりました。

組電池とは、複数個の単電池を組み合わせたもので、

単電池よりも大容量の電力を供給することが出来ます。

そのため、ノートパソコンや携帯電話を始めとした製品に使用されています。

溶接で組み上げた組電池 

 

ニッケル溶接で気を付けなければならないこととは?

単電池に溶接されるニッケルは、高い溶接難易度を持つ材質の一つです。

ニッケルを溶接する際に気を付けなければならないのは、高温割れと耐食性の低下です。

まず、高温割れが発生する原因は、ニッケルが完全なオーステナイト構造を持つためです。

一方、耐食性の低下の原因は、過度な入熱による粒界腐食が発生することからきます。

そのため、ニッケルの溶接では溶接入熱量を厳格に調整しなければなりませんし、

母材が高温になる状態をできるだけ短くすることが重要です。

溶接で組み上げた組電池の溶接部接写

 

先でお伝えしたニッケルの溶接難易度が高い点に加えて、

今回溶接されるニッケル板は薄板であるため、溶接難易度はさらに高まります。

当社はニッケルの溶接実績があり、

そして板厚0.05mmからの薄板溶接に対応することが出来るため、

単電池を組電池にすることが可能です。

具体的にはファイバーレーザー溶接または貫通溶接で組電池を製造しています。

<溶接方法の詳細な内容はコチラ>

>>ファイバーレーザー溶接についてはこちら

>>貫通溶接についてはこちら

 

組電池の製作事例

ここでは当社が製作した溶接品をご紹介いたします。

組電池(モジュール)のニッケルタブ溶接

ニッケルタブと電池の溶接

通常はスポット溶接で接合することが多いのですが、弊社ではお客様の「強度アップ・通電性の向上」のご要望にお応えしてファイバーレーザー溶接にてニッケルタブを溶接しています。

>>詳しくはこちら

 

組電池の製造なら、(株)マツダにお任せください!

当社は高度化するお客様の要求品質に応え続けるために、

これまでに培ってきた製作実績とそこで得たノウハウを活かし、

溶接技術を強化してまいりました。

そして、今回ご紹介した組電池に加えて、バッテリーケースも製作することが可能です。

数量では、試作対応から中量産まで対応することが可能です。

「こんな製品の製作に対応してくれる企業を探している…」

「こんな材質の溶接も対応してくれる企業を探している…」

などのお困りごとがございましたら、まずはご相談ください。

>>実際の製造風景はこちらの動画をご覧ください

>お問い合わせ・ご相談はこちら


この記事を書いた人

中村 義人(株式会社マツダ 統括マネージャー)

精密板金に携わって35年以上。幅広い金属加工の知識と経験から蓄積されたノウハウをもとに、
微細溶接の技術は8年前から本格的に技術開拓中。
工場板金検定1級を取得し、実務と資格を両立させた技術力で、板金加工・溶接の現場に貢献しています。

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