アルミ×銅の異材溶接 ヒートシンク

製品カテゴリ | 異材溶接 |
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業界 | 電子部品 |
材質 | A1050、C1020 |
板厚 | どちらもt0.3mm |
サイズ・精度 | 70mm×70mm×70mm |
アルミ×銅の異材溶接 ヒートシンクの特徴
異材溶接の中でも難易度の高いアルミと銅の溶接に挑戦しました。
ポイントとしましては、
①どちらも反射率が高く、且つ融点の差が離れている為、溶接が難しいと考えられていますが、試作と実験を重ねて最適な条件(出力・レーザー角度・入熱方法・中間材の選定)を発見しました。
②通常の溶接では、脆化が発生しひび割れを起こすため、0.1mm単位でレーザーの照射ポイントを調整しながら溶接を行いました。
③専用の位置決め用の治具を社内で設計・製作し、工程短縮・品質向上につなげています。
通常ですと超音波接合を考えられる異材の組合せですが、レーザーでの溶接が可能であると証明できたことで、より自由なモノづくりにつながるのではないかと考えています。
通常では難しいと考えられるような組み合わせでも、ぜひマツダに一度ご相談ください。