TOP > 技術コラム > 【番外編】北陸技術交流テクノフェア2024に出展してきました!
【番外編】北陸技術交流テクノフェア2024に出展してきました!
今回は、番外編として”初 福井出展”の『北陸技術交流テクノフェア』の模様をお届けします。
展示会の概要と感想
展示会名:北陸技術交流テクノフェア2024
会期:2024年10月17日(木)~18日(金)
会場:福井県産業会館
総来場者数:18,927人
北陸地方にはなかなか弊社をPRできていなかったため、今回初めて本展示会に出展しました。
しかしながら弊社ブースの周囲は福井県外の企業さんたちが多く、様々な地域の企業さんと知り合うことができました。
福井らしいなと感じたところとしては、めがねに関する企業さんや職人さんがいらっしゃったことです。
そのことに付随してかチタンを取り扱うメーカーさんも多くいらっしゃった印象があります。
装飾や機能性を求めて積極的に新素材や新技術を調査しに来られていました。
今回も弊社は薄物板金・微細加工を中心とした精密板金で出展していましたが、
薄物のレーザー加工はしているが溶接までは対応していないという企業様が複数社おられましたので、
協力し合える関係になれたら嬉しいです。
気になったブースをご紹介
様々なものにカラー印刷ができるプリンターのメーカーさんです。
会場ではTシャツやアクリルスタンドなど実際にプリントした加工サンプルがたくさん置いてありました。
ちなみに被り物をしているキャラクターはこちらの会社のマスコットキャラクターのミマキマンさんです。
こちらで目玉商品を伺ったところ、DTIシステムという目視で軸力確認ができる装置をご紹介いただきました。
きちんと締まっていると黒くなり、ゆるんでいると赤くなるそうです。
ボルトを多く使われるメーカーさんには、締め不足防止の強い味方になるのでは?!
余談ですが、ブース位置がお隣さんだったのですが、私が前日のブース設営を
ひとりでヒイヒイ言いながら行っていたところ、「何か手伝いましょうか」と神様の様な声掛けをしてくださいました。
こちらの会社の方はいい方ばかりです!ありがとうございました。
今回の展示会で、一番華やかなブースでした。
というのも、川端工業さん自体は、エコを重視するコンクリートメーカーさんなのですが、
別事業として福井伝統工芸アイドル「さくらいと」やカワバタアクアちゃんなどアバターやキャラクター関連の事業もされいて、みなさんでブースを盛り上げていました!
ブースでは、瓦をリサイクルしたコンクリートについて紹介されていました。
”アイドル”×”コンクリート”、異色の組み合わせでした。
超硬合金への直彫りができるということで、装置部品や治具などへの彫刻を行っているそうなのですが、
なんと、限定モデルのG-SHOCKの裏面刻印も行っておられるということで、
会場にはたくさんのデザインが展示されていました。繊細な細工が美しかったです!
刻印のための工具も製作されていて、オーダーメイドの小径工具を1本から作ってくれるので、微細加工の強い味方です。
たまたま通りかかって目に入った「うんぱんマン」の文字が気になって、ブースにお邪魔しました。
「既存の装置に必要な時だけロボットを設置したいからキャスターで動かせるようにしたい、でも設置する時はがっちり固定したい」そんなわがままを叶えてくれる優れものということで、フットペダルで切り替えができる運搬台を紹介してくれました。
専用機ではなく、製品によって装置を追加したりレイアウトを変更されるところなどでは、重宝されるのではないでしょうか!
こちらの企業さまとは展示会で一緒になることが多いのですが、いつも素敵な装飾と超絶技術で驚かせてくれます。
フェムト秒レーザーという、目に見えないマイクロ加工ができるめずらしい技術をお持ちであり、
生成AIの活用にも非常に力を入れている企業さんです。
今回の壁のタペストリーも、加工をイメージした女の子を自社で生成AIを使って作成されたとのこと!
レーザー加工依頼はもちろん、生成AIの講習もしてくれるとのことなので、
AI人材育成をお考えの方はぜひお問合せしてみてください。
最後に
マツダのブースに訪れていただきました皆様、名刺交換させていただきました皆様、ありがとうございました。
展示会というと東名阪がやはり盛んですが、想定以上の来場者があり北陸地方のものづくりへの関心の高さを感じました。
弊社の微細溶接・薄板板金加工がお力になれるようなことがありますと幸いです。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
★☆次回展示会出展予定☆★
テクニカルショウヨコハマ2025
2025年2月5日(水)~7日(金)
またお知らせてさせていただきます!