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【番外編】機械要素技術展2024に行ってきました!
今回は番外編として、先日出展しました「機械要素技術展2024」のレポートをお届けいたします!
展示会概要と感想
展示会名:機械要素技術展(ものづくりワールド)
会期:2024年6月19日(水)~21日(金)
会場:東京ビックサイト
総来場者数:69,717人(ものづくりワールド全体として)
昨年と比べるとかなり来場者も増えて、展示会らしい賑やかさがようやく戻ってきました。
弊社は、静岡県ブースで出展いたしましたが、弊社ブースから見える景色は国際的というか、
中国・韓国・台湾とアジア感満載でした。
実際、ブースにも多くの外国人の方にお越しいただきましたが、薄物の溶接加工サンプルを手に取ったり写真を撮ったり興味津々で見て行かれました。
ちなみに日本語が話せない方は、携帯の翻訳アプリで対応されていましたが、どこまで専門用語に対応できるのか気になりました。
マツダのブースはこんな感じで、薄板溶接・微細溶接を中心にご紹介しました。
「薄い」「小さい」「軽い」はやはり直接見ていただいたり、触って実感してもらえると伝わるなと感じました。
これからも実感いただけるように、リアル展示会の出展を続けていきます。
反省としては、溶接を前面に出し過ぎて溶接屋さんと勘違いされることが多数あったことです。
次回は、10月に福井に出展予定ですので、展示のポップを修正して「板金一貫生産」をもっと前面に出していきます。
気になったブースをご紹介
●セイリン株式会社さん
同じ静岡県ブースに出展されていた企業さんです!
鍼灸針の製造で培われた技術でワイヤーの直線加工や先端加工をされいます。
今回の見どころは、φ0.25×5.5の短針を量産で対応できることろだそうです。
細径の先端加工って当然難しいんですが、安定的に製作できる技術をお持ちです。
ブースには針治療中のイヌのぬいぐるみも展示されていました。
(最終日には、足が痛かったので羨ましく感じてきました。)
セイリンさんのHPはこちら
●株式会社杉山鉄工さん
お隣のブースで出展されていたんですが、
弊社とは真逆で、厚物の建材などを多く取り扱っている企業さんで、
国内トップのレベルの大型曲げ技術をお持ちです。
「どんなところに製品は使われますか?」とお聞きすると、
「例えば・・」とビックサイトの天井を指さして説明してくれました。
大型H鋼・アングル・チャンネルでもキレイに曲げられるということを知ってほしいとのこと。
会場に展示されていた螺旋階段が、金属感がありながら柔らかで美しかったです!
杉山鉄工さんのHPはこちら
●株式会社エヌビー精密さん
精密プレスのメーカーさんです。
弊社は試作は得意なんですが、数万個の量産対応はできないため、
会期中に量産のお話があるとご相談させていただいていました。
見どころをお聞きしたら、多くの材質に対応できるところとのことで、
SUSはもちろん、アルミ、黄銅、リン青銅など様々な材質を取り扱われています。
薄物が得意な企業同士、コラボできることがあるのではと勝手に期待してしまいました。
エヌビー精密さんのHPはこちら
●株式会社石垣商店さん
弊社SNSのフォロワーさんで、Xで「銅の遊園地が目印」というパワーワードを見て訪問しましたが、
某動物ファミリーが乗ったカリブの海賊やメリーゴーランドが動いており、ファンシーな雰囲気もありつつ
キレイに成形された厚物銅の製品の数々がキラキラと輝いていました。
(動画を撮ったんですが、このページでは上げられなかったです。)
弊社ではこんな厚物の銅は加工できないので、困ったときは相談させていただきます!
石垣商店さんのHPはこちら
●株式会社中野科学さん
こちらもSNSのフォロワーさんで、電解研磨を取り扱っている企業さんです。
医療や食品などの業界からは、部分的にではなく製品全体に電解研磨してほしいというお話はいただいていたので、
今回の直接ご挨拶させてもらえて、受けられるお仕事の幅が広がる素敵な出会いでした。
こちらのタコ足の様な複雑な溶接品なんですが、下の写真でわかるように内側までキレイに処理されています。
複雑な製品は電極を内側に入れるそうなんですが、そこに熟練の腕とノウハウがあり、
こういった加工を可能にしているそうです。
複雑な形状なのに仲間でピカピカでした✨
中野科学さんのHPはこちら
●株式会社プロスパインさん
マグネットギアのメーカーさんで、非接触でエネルギー伝達を可能にする技術をお持ちです!
この日も水槽の外からガラス越しに水中のスクリューを回転させていました。
この方法なら、水槽に穴あけ加工をする必要がなく、部品交換の際水位を穴以下にする必要もありません。
きっとこの技術を活かせる業界も幅広いのではないでしょうか。まさに「磁力に壁はない」です。
プロスパインさんのHPはこちら
他にもたくさんの企業さんとご挨拶させていただきましたが、
凄い技術に感動するあまりうっかり写真を取り忘れてしまいご紹介できないのが悔しいです。
今回の展示会は、弊社のような加工技術だけでなく、様々な分野の製品も一堂に会する展示会で、
普段の業務ではなかなか出会えない、新たな分野の企業さんとの出会いもたくさんありました。
あらためて、今回マツダのブースに訪れていただきました皆様、名刺交換させていただきました皆様、ありがとうございました。
☆次回出展予定
2024年10月17日、18日
北陸技術交流テクノフェア
出展が正式に決まりましたら、またお知らせいたします。