ドラム用漏斗(テーパー管)

製品カテゴリ | 薄板溶接・微細溶接 |
---|---|
業界 | 化学・薬品 |
材質 | SUS304 |
板厚 | t1.0mm/3.0mm |
サイズ・精度 | φ300mm×L650mm |
ドラム用漏斗(テーパー管)の特徴
この漏斗は、中に廃液が入るため水密性が求められる製品で、基本的にはφ300の胴、円錐、φ50パイプを接合して製作しています。
円錐部はφ300からφ50にかけてテーパーになっており傾斜がきつく、製作が非常に難しいため、ご依頼者様は5社に見積依頼を出しても製作不可で困っていたとのことでした。
テーパー部分の成形は、専用の金型はなく、曲面に近くなるよう何度もベンダーで曲げを入れて成形するのですが、CADやプログラム上だけでは調整が難しく、
・どこから曲げ始めるのか
・どれだけの幅で何回曲げるのか
など、実際に加工する職人のノウハウと経験が重要になります。
さらに今回は、t1.0mmという薄板で上部の胴と下部のパイプを溶接する必要があるため、溶接面がぴったりと合う【曲げ精度】×水密性を確保する【薄板溶接】の2つの技術を必要とする製品でした。
どちらも専門的なノウハウと技術が必要となりますが、マツダは熟練工の技術と30年以上の精密板金の経験・ノウハウで対応いたします。薄板精密板金でお困りの際には、ぜひご相談ください。
ご相談はこちら